「美味しい生活」したいので

料理の写真を掲載していらっしゃる方のブログを見せていただくと、
その豪華さと盛り付けの美しさ、
器とテーブルセッティングに驚かされます。
いったいどこから、
家族の食事にそこまでやる気力が出るのかしら…と。

きっと、毎日掲載する方は少ないんですね。
料理が仕事につながっている方が凝っているのはある意味当然。
それぞれに理由があって、美しい写真がたくさん掲載されているのでしょう。
お陰様で見せていただくのは楽しいです。

私のは…美しくないです。
なぜかというと、本当に毎日の、日常の、
責め苦のようにやっている料理の記録なのですから。

私は今の生活環境に変えてから写真を撮り始めました。

今日の料理紹介
お隣さんのためのプリン体対策メニュー



焼き鮭
キャベツの赤しそ和え
大根皮のきんぴら
水菜の胡麻だれ
もやしのサラダ
大根と油揚げの味噌汁


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理由の一つは、
お隣さんの食事をおろそかにしないようにするためです。
写真を撮ることで、使う材料は同じ種類と量でも、
品数を確認するようになりました。

理由の二つめが、
子どもの頃から「やって当たり前」で、
ひたすら家族のためだけの料理という奉仕であり、
文句言われっぱなしのダメな自分だけれど、
それなりにきちんとやり続けているのだと自己確認して、
ダメな自分を必要以上に追い詰めないため。

最近、娘たちが「美味しい」と言って食べてくれるようになりました。

「本当はずっと美味しかったんだよ」

「お母さんのご飯はヘルシーでおいしい。
それが毎日必ずだから、うちのお母さんは本当はすごいんだよ」

お友達の家に泊まったり、遊びに行ってご馳走になったり、
世間話などで耳にしたりして、気づいていたんだそうです。
でも、お隣の機嫌を損ねるそういう言動はできなかったそうです。

健全な人間関係であれば、楽しく食事ができます。

例えばこんな普通でたいしたことのないものでも、
その場にいる人同士が対等な関係であれば美味しく感じるのですね。

タグ：おうちごはん 家族関係 料理写真